Turn Up 徳島運営メンバーの中西謙一郎です。
2018年3月10日には徳島県主催のマッチングイベントが東京で開催されました。
「徳島で働こう!IT業界マッチングイベント 2018 in TOKYO(第2回)」
漫画「ヒカルの碁」の監修やテレビCMへも出演するなど、マルチな活躍をされている女流棋士 吉原由香里さんの講演してくださいました。
また、サイボウズの三代目開発部長でアクセラス株式会社を起業した佐藤学さんも来られていてその二人の対談もありました。
その二人が対局もした。さすがトッププロの吉原さん、素人の佐藤さんに対してアドバイスしながら接戦を演出しました。と、感心しながら見ていましたが、終了して双方のポイント(?)を数えてみると、二人ともが全く同じスコアでした。
伝わりにくいかもしれませんが、現場は大いに盛り上がりました!
吉原さんは楽しくおしゃべりしながら終局を予測しつつ、頭の中で足し算引き算をしていたようです。
完全に盤上をコントロールする頭脳に一同驚かされました。
マッチングの方も盛り上がっており、第1回よりもたくさんのエンジニアの方々が参加していました。
全てのブースに希望者が着席していたようです。
真剣に徳島への移住を検討して細かく説明を聞いていた人もいますし、後日Turn Up 徳島に登録してくれたエンジニアもいます。貴重な出会いがあった良いマッチングイベントでした。
是非、徳島の企業をたくさん知って頂いて、移住転職してもらえるように活動を頑張ります!!
さて、今回は4社様の取材後記となっています。
各社様、企業紹介及び求人情報を掲載しておりますのでので、ぜひご覧ください。
株式会社サンシステムエンジニアリング 様
株式会社インフォデックス 様
日本システム開発株式会社 様
株式会社フジタ商会 様
株式会社サンシステムエンジニアリング
楠本社長が直接取材に応じてくださいました。
営業としてIT業界のキャリアを積んできた楠本社長は柔和な人柄でとてもアイディア豊富。
ドローンが注目される何年も前から飛行機を使った空撮技術を確立させていたり、最新のVR技術といち早く取り入れて商品化に成功させたりと先見の明をお持ちです。勉強熱心な技術者チームがその閃きを可能にしているという絶妙のバランスがとれた会社です。
勉強熱心な技術者チームがその閃きを可能にしているという絶妙のバランスがとれた会社です。
取材で印象に残ったのは、社員様の多くは実家が農家さんだということ。
農繁期には、田植えや収穫を手伝うため、明文化されていない制度「農繁期休暇」があり1~2日休暇を取得できるそうです。新米やその他の収穫物を同僚から分けてもらえる、地方ならでは食環境もあるようです。
株式会社インフォデックス
徳島オフィスの和田様が対応してくださいました。
東京本社ではPepperのアプリケーションの企画、開発も行っているそうで、徳島オフィスではオリジナルの採用支援システム「SONAR(ソナー)」を開発しています。業界内シェアは日本で上位にまで成長し、NO.1を目指しています。
徳島オフィスの雰囲気も良く、休憩時間には一緒にゲームをして和田さんがコテンパンにされたり、写真撮影には少し恥ずかしそうにしながらもみなさまが笑顔で協力してくれたり、風通しの良さを感じました。
徳島で和気あいあいと働きながら、日本一を目指した開発ができる、魅力的な職場です。
日本システム開発株式会社
金岡社長が直接取材を受けてくださいました。これまで取材した中で、おそらく徳島で最もベテランのIT企業社長です。
その創業は1972年で、マイクロソフト(1975年)よりも古い企業です。
金岡社長はバイタリティーに溢れ、事業拡大にも意欲的で東京支社も持ち、ハードウェアの開発・特許の取得などITに限らない事業を展開しています。
当日は社長以外にもお二人の社員様にもご対応頂きました。社長が不在となった席でお二人からは「社長は信頼して任せてくれるタイプ、社員がすることは基本的に正しいと思っている」と深い信頼関係を感じました。
金岡社長のもと、自由であり一枚岩の組織ともなれる強みを持った企業だと感じます。
株式会社フジタ商会
藤田社長と藤田専務のお二人に取材をさせて頂きました。
森林整備関連の珍しいシステム開発を行っており、材木業が盛んだった徳島ならではのIT企業です。
今では、給与計算など汎用性の高い自社パッケージシステムも開発しています。
印象に残っているのは、長年のお付き合いのあるクライアント企業を大切にしたいという思い遣り。
そのため無理な事業拡大は狙わず、一人一人、一社一社のお客様の声に耳を傾けた開発をされています。
社員様に対しても負担が大きくならないよう、働きやすい労働環境を守っています。
お客さまにも社員にも優しい会社です。