基幹業務システムの概念を根底から変える、
画期的な人工知能型ビジネスアプリケーション「HUE」を世界へ向けて提案。
ワークスアプリケーションズは、大手企業向けERPパッケージ(基幹業務システム)の開発・販売・サポートを行っている会社です。1996年の創業以来、大手企業を対象に人事、会計、サプライチェーンマネジメント、そして企業内コミュニケーション・コラボレーション領域の製品を提供しており、現在では日本の大手企業の3社に1社、1,300企業グループを超える企業に採用されています。
従来、日本企業の多くはパッケージシステムを各社ごとの業務に合わせてカスタマイズしていたため、莫大なコスト・工数をかけていました。ワークスアプリケーションズは、業種・業態を問わず、多様な要件や商習慣を汎用化し「標準機能」として提供しているため、カスタマイズを行う必要がありません。これが、数多くの大手企業に受け入れられた理由のひとつです。
さらに同社では、世界初の人工知能型ビジネスアプリケーション「HUE」を開発。
利便性が向上したコンシューマー向けアプリケーションに比べ、「不便であることが当たり前」とされていた業務システムにおいて、人工知能のサポートによる圧倒的なユーザビリティを実現しました。
~人工知能が実現する圧倒的なユーザビリティとは?~
企業で行われている業務のほとんどは、一定のルールにもとづいて繰り返し行われているものであり、システムにはこれらの業務のオペレーションログが大量に蓄積されています。「HUE」では、人工知能が企業内に眠る膨大な業務のログを学習・解析することで、ユーザーが欲しい情報を先回りして提案し、ルーティンワークを代行します。
また、業務アプリケーションとチャット・メールなどのコミュニケーションツールを融合することで、場所や言語、組織を超えたコラボレーションを可能にし、ユーザーの生産性を飛躍的に向上させます。
「HUE」は、販売開始以降、国内の大手企業を中心にシェアを拡大しています。今後も、主に北米とアジアを中心としたグローバルを舞台に販売を拡大していく予定です。
画期的なビジネスアプリケーションの中枢を担う人工知能。
その研究拠点は徳島に。
ワークスアプリケーションズのAI研究機関である「ワークス徳島人工知能NLP研究所」では「HUE」のユーザビリティ向上やコミュニケーション支援機能の開発に関わる研究を行っています。
「HUE」で自然言語処理技術を活用するためには、複雑な言語である日本語を解析できる技術を持つ優秀なエンジニアが不可欠です。自然言語処理分野では、特に徳島大学と奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)が先進的な研究を行っており、徳島県周辺には自然言語処理技術に長けた人材が多く集まっているという特長がありました。
優秀な人材を集められるという利点から、2017年2月、徳島県からの立地支援を受けて「ワークス徳島人工知能NLP研究所」が開設されました。
~ワークス徳島人工知能NLP研究所にいるメンバーは?~
研究所には、自然言語処理やプログラミングがとにかく好きというメンバーが多く、大学の研究室のような雰囲気で研究開発を進めています。同時に、研究に没頭するだけでなく、研究成果をいかに実用化して社会に還元するかということにも関心があります。製品は Java で書かれているため、メインの開発言語はJava。研究やデータ加工には Python などを使用します。
ワークスアプリケーションズの企業文化をお教えします
同社では、メンバーに対して「あなたはなにがしたいの?」ということを可能な限り尊重する文化があるため、自らが主体となってプロジェクトに携わり、コアメンバーとして活躍することができます。
また、自ら手を挙げて他者を巻き込むことで、他のチームや事業所、海外の開発拠点と連携し、それぞれの担当範囲を超えてコラボレーションしながら、幅広い業務に携わることも可能です。フレックスタイム制のため、個々のライフスタイルに合わせた自由な働き方が可能です。
また、プロセスを重視する多面評価制度やカムバック・パス制度などのユニークな制度があることも特長です。
多面評価制度は、人事評価の精度を高め、公正性・客観性を確保するため、上司だけでなく、部下や同僚など複数の方位から評価を得る仕組みです。カムバック・パス制度は、いわゆる再入社制度で、理由にかかわらず、一度ワークスアプリケーションズを離れた社員の復職を認めるものです。起業や留学、他社でのキャリアを経て当社に戻った社員が、新たな知見や経験を社内に還元することにつながっています。
自然言語処理における技術振興を図るため、OSS活動にも積極的に取り組んでいます。2017年には自社開発の形態素解析器である「Sudachi」をOSSとしてGithubに公開しました。
人工知能学会、言語処理学会などの学会や、研究者向けの勉強会への参加をはじめ、技術イベントでの講演なども行い、アカデミックな環境で研究開発に打ち込んでいます。
ワークスアプリケーションズの研究開発拠点は、徳島のほかに東京、上海、シンガポール、インドにあり、この4カ国にまたがってチームを組んで、各拠点のエンジニアとネットミーティングなどを通じて緊密にコミュニケーションをとって開発を行っているため、徳島に居ながらもグローバルな環境で仕事ができます。
「私の行きつけのお店は『籠や太郎 可夢庵 (かごやたろう かむあん)』です。
徳島の地酒をはじめ、こだわりの日本酒、焼酎を良心的な価格でいただけます。お店に通い始めたころは、焼酎が好きだったので、お店にある焼酎はほとんど飲み比べしました。(笑)
料理もこの道30年以上の店主が担当していて、お酒が進むんですよ。新鮮な刺身や地鶏の焼き物もおすすめです。私の一番のお気に入りはだし巻き卵です。
私たちのオフィスは繁華街に近いため、徒歩5分くらいでお店に行くことが出来ます。
可夢庵以外にも、オフィスに近く、安くて、美味しい居酒屋さんやお料理屋さんがたくさんあるので、徳島のいろんなお店を探索してもらいたいですね。
会社概要
設立 |
1996年7月 |
資本金 |
61億2,651万1,400円 |
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売上 |
50,089百万円(連結) ※2017年6月末時点 |
従業員数 |
7,599 名(連結) ※2017年6月末時点 |
事業概要 |
大手企業向けERPパッケージソフト「HUE」および「COMPANY」の開発・販売・サポート <ワークス徳島人工知能NLP研究所> 自然言語処理に特化した人工知能技術の基礎研究開発 |
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使用プログラミング言語 |
Java、Python |
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住所 |
<本社> 〒107-6019 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル19階 <ワークス徳島人工知能NLP研究所> 〒770-0905 徳島県徳島市東大工町1-9-1 徳島ファーストビル7階 |
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アクセス |
<ワークス徳島人工知能NLP研究所> ・JR徳島駅より徒歩約10分 ・徳島空港より自動車で約30分 |