四国唯一の総合博物館として、多くの人に親しまれている徳島県立博物館。日本列島と四国の生い立ちや徳島の自然・歴史・文化など幅広く学べる場所です。
開館から30周年という節目で、初めての大規模改装が行われました。改装費はなんと11億円超だそうで、さてどのような博物館になったのでしょうか。期待を膨らませながらリニューアルオープンした徳島県立博物館に行ってきましたのでレポートします。
体験型の展示が充実
入館してすぐの「徳島恐竜コレクション」コーナーには、恐竜の骨格展示や徳島県勝浦町で産出した化石が展示されています。迫力や臨場感があるコーナーで、大人も子どももわくわくした気持ちで見学スタートです。
ちなみに徳島県勝浦町は四国で初めて恐竜の化石が発見された場所ということで、全国的にも注目度が高まっているんですよ。
さらに注目だったのが、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)といった先端技術を取り入れた仕掛けです。専用アプリを入れたスマホやタブレット端末を骨格展示にかざすと、画面の中にAR恐竜が出現して動きました。なんとも不思議な感覚でした。
骨格展示や化石の他にも、土器や埴輪(はにわ)などの遺跡、植物・昆虫など、展示資料は約6,200点にのぼります。
阿波出身の戦国武将 三好長慶(みよしながよし)のデジタルぬり絵では、完成したぬり絵をスマホに保存したり、自分の顔を合成したりもできるそうです。今回、体験はしませんでしたが面白そうでした。
新しくなった徳島県立博物館は、デジタル技術も導入されたこと、また見て触れて学べる展示が今まで以上に盛りだくさんあり、体感での学びができる博物館になったと感じます。また、空間レイアウトがとても美しくなり、図書を読み、休憩できるスペースもあり、大人も子供も楽しめる心地よい空間へと生まれ変わっていました。
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【参考】
徳島県立博物館
開館時間 9:30~17:003
休館日 毎週月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)
※ただし必要に応じて休館することがあります。
観覧料 [個人]一般400円、高校・大学生200円、小・中学生100円