やらなければならないことでも、ついつい先延ばししてしまうことがありますよね。転職活動以外でも、身近なところだと部屋の掃除とか、仕事で言えば苦手な人への連絡などは、後回しにしがちです。
しかし、いつまでも先延ばししていると、精神的な負担になってしまいます。実際に、先送り傾向と抑うつとの関連性が認められています。自己効力感の低下や、学生の場合は学力の低下との関連も示されているそうです。
先延ばし癖をチェック!
先延ばしの癖が無いか、質問を使って確認してみましょう。
以下の質問を見て、心当たりがある行動を数えてみてください。ただし、気分転換のために計画的に先送りする場合を省いてください。
【質問1】
□するべきことを始めるまでに、時間がかかる。
□何日も前にやるはずだった物事に取り組んでいる。
□期限が迫っていても、他のことに時間を費やしてしまう。
心当たりが複数ある人は、「実行」を先延ばししてしまう癖があります。
【質問2】
□手遅れになるまで、決断を遅らせる。
□決断した後でさえ、行動に移らせることを遅らせる。
□最終的な決断を下すまでに、ささいなことがらに多くの時間を無駄にする。
思い当たることが複数ある人は、「決断」を先延ばしする傾向がありそうです。
【質問3】
□気がついてみると時間がなくなっている。
□締め切りを守ることが苦手だ。
□ぎりぎりまで遅らせることで、金銭的に損したことがある。
「適時性」に関する質問です。複数思い当たる人は、ちょうどよいタイミングでやることが苦手、ということです。
先延ばし防止には
転職の先延ばしはどうでしょうか。転職は焦ってするものではありませんが、タイミングは非常に大切です。求人を出した直後は企業も採用意欲が強く、評価してもらいやすいタイミングです。自分にとって良い求人を見つけたら、早めに応募するのが良いと思います。またそうしないと採用が決定して、募集が終了してしまうかもしれません。
適切な時間をかけて検討してほしいですが、不合理な先送りは避けてほしいとも思います。おすすめの対策は・・・
エージェントを利用することです!
手前味噌になってしまいますが、エージェントに一度登録をして面談をしておくと、良い求人があったときにタイミングよく声をかけてくれます。今すぐの転職に不安を感じている場合でも、相談に応じてくれるはずです。客観的な意見を聞いて参考にしてみてほしいと思います。
転職活動以外でも、先延ばしにする癖がある方は、周囲の人に声をかけてもらうなど、他者の力をうまく活用することで、先延ばし癖を改善することができるかもしれませんね。
徳島の転職事情
徳島は企業数が限られていますので、1社1社、丁寧に進めるほうが良いでしょう。どちらかというと慎重に行動するほうが良いかもしれません。
そのため、徳島にこだわって転職する場合は、むやみに決断を急かしたり、たくさんの企業へのエントリーを無理に勧めるたりするエージェントは避けたほうがよいと思います。
ただし、タイミングは本当に大切です。転職を先延ばしする場合でも、チャンスが来たときにすぐに動ける準備はしておいてください。また、アンテナを張っておくことも忘れないようにしてくだい。
【参考】
Pure Procrastination Scale 日本語版の作成および信頼性と妥当性の検討(パーソナリティ研究 2022 第31巻)