徳島県鳴門市にある大塚国際美術館で、企画展「多彩な表現展―陶板でめぐる日本美の世界―」が2/21(日)まで開催中です。
大塚国際美術館といえば、西洋美術史を代表する名画1000点以上が原寸大で忠実に再現、展示されていることで有名です。例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」「最後の晩餐」、ピカソの「ゲルニカ」など、日本にいながら世界各国に展示されている名画を見る事ができます。また、展示品に触ってもいいということも、この美術館ならではの特徴です。
このような楽しみ方ができるのも、展示品全てが陶器の板に特殊な技術で絵を焼きつけた「陶板」でできているからこそ。現在開催中の企画展は、この陶板を作っている大塚オーミ陶業(株)が主催の特別企画展なんです。
尾形光琳の「風神雷神図屏風」と、後に酒井抱一が裏面に描いた「夏秋草図屏風」が表裏一体で再現されているほか、葛飾北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」など、国宝級の日本美術作品加えて、同時期に描かれた西洋絵画合わせて全11点が陶板などによって再現されています。
また、イベント期間中は、館内のカフェで販売される風神雷神の焼き印を入れたモナカ皮が付いた「風神雷神ぜんざい」や、風神雷神の顔出しパネルフォトスポットも楽しめるそうですよ。
【期間】 ~2021年2月21日(日)まで
【会場】 大塚国際美術館
【時間】 9:30~17:00(入館券の販売は16時まで)
【休館日】 大塚国際美術館の休館日に準ずる
【料金】 大塚国際美術館の入館料で「多彩な表現展」をご覧いただけます。
<一般:3,300円、大学生:2,200円、小中高生:550円>
「風神雷神ぜんざい(金粉添え)」800円(税込み)
【場所】地下3階 カフェ フィンセント
【時間】10:30~16:45(フードメニューは16:15まで、ドリンクメニューは16:30まで)
詳しくはこちらをご覧ください。
https://o-museum.or.jp/publics/index/927/