ヒトが話した言葉をコンピューターが理解できるようにする「言語処理」の第一人者である辻井潤一氏が記念講演を開催されます。
申込締切は7月2日(月)なっていますが、7月23日(月)まで受け付けが延長されています。定員となり次第締め切りになるようですので、ご興味のある方はお急ぎください。
本記念講演会は,平成30年度徳島県高等教育機関連携型「ジュニアドクター発掘・養成講座」の一環として実施されるものです。
日時 : 平成30年7月29日(日) 9:30-11:30
※講演会に引き続いて,「ジュニアドクター発掘・養成講座」開講式を執り行います。
会場 : 鳴門教育大学講堂
題目 : 人工知能とどう付き合うか?
辻井 潤一
国立研究開発法人産業技術総合研究所
人工知能研究センターセンター長
略 歴
1949年-京都生まれ
1973年-京都大学大学院修了 京都大学助手
1979年-京都大学助教授に就任
1988年-マンチェスター大学教授
1995年-東京大学大学院教授
2011年-マイクロソフト研究所アジア(北京)の主席研究員
2015年-国立研究開発法人産業技術総合研究所 人工知能研究センター長
ロボットや自動車運転など、あらゆる分野で「革命」を起こすとされる人工知能(AI)。政府が新設したAI 開発拠点のトップに就任した。
ヒトが話した言葉をコンピューターが理解できるようにする「言語処理」の第一人者。
東大教授の定年が迫っていた62歳の時、「人の知能を研究するAIは、人間そのものを探求する学問。もっと究めたい」と中国・北京へ。現地の米マイクロソフト研究所に移籍した。新たな職場では、米中の研究者が世界のAI の覇権を握ろうとしのぎを削っていた。日本人研究者は海外勢の間で埋没していた。そんな折、日本のAI 開発のけん引役への打診があった。「日本はもっとできるはずだ」。母国への思いが帰国を決断させた。英国の大学時代に研究仲間だったギリシャ人の妻(57)もAI の研究者。
今も英国で暮らし、離ればなれの生活が続くが、インターネット電話で研究の構想や休暇の計画を語り合うのが楽しいひとときだ。「人と相性のいいAI を作りたい」。約70人の究者らとともに日本発の人工知能づくりに臨む。(平成27年6月5日㈮ 読売新聞)
詳細URL:http://www.naruto-u.ac.jp/docs/2018070200020/
お申込用紙:辻井 潤一 記念講演会