お客様が「ICTを理解し有効に使えるよう」共に成長を続ける

スタンシステム株式会社は、設立100年を迎えるLPガス販売会社を母体に、コンピュータが活用される時代を予見し、新事業への挑戦のため独立・設立されたIT企業です。

安定した基盤があるからこそ、新たな挑戦に邁進できる――

同社は安定した基盤を持ちながらも、そこに安住せず挑戦するマインドを持った企業です。1982年に日本で13番目のIBM特約店としてコンピュータの販売を開始し、1990年にはグループ会社のStan Corporation of America をアメリカ合衆国シアトルに設立するなど、常に新しいことへの挑戦を続けてきました。

新しい挑戦をしつつ、常に核となる安定した基盤を築くことができるのも同社の強みです。例えば、徳島県を中心に約300社の顧客との取引を持っています。企業数が多いとはいえない徳島を中心に、約300社もの取引があるのは、同社の提案力、サービスの確かさ、そして信頼関係があるからこそ。

お客様がICTに対する高い意識を持ち「ICTを理解し有効に使える」からこそ、同社の提供するサービスの価値が理解され、またICTで解決したい課題を頂けるからこそ、新たな開発にも繋がります。良き顧客がいることが同社にとっての財産であり、基盤でもあります。
そして、その顧客の声から生まれた“経営情報の見える化を支援するCRM「Scope（スコープ）」は、現在、同社一押しの開発製品であり、提案すると多くのお客様にご採用いただけるといいます。

この他にも
・徳島県様と共同で開発したOSSのオンラインストレージ「DECO」。大容量のファイルをブラウザで安全・確実に送受信できるウェブアプリ―ケーション
・ガス小売業独自の処理をきめ細かくサポートするLPガス販売管理システム「LPG-Manager」など、次々とクライアントの課題を解決するアプリやシステム開発を行っています。

IoTソリューション“次世代LED植物工場システム「Smart Plant」”の開発成功から、徳島発の地域密着型IoTネットワークの実現を目指して

「LED植物工場」は、その栽培環境を完全に独立させ、LED照明の光により野菜など多種の作物を栽培することで、災害に左右されることがなくなります。また農薬を使用せず、安全性の高い農作物を作ることができるため、未来の農業として注目されています。

そして同社は、IoTソリューションを活用した “次世代LED植物工場システム「Smart Plant」”の開発に成功しました。「Smart Plant」では、栽培作物毎に適したLED植物工場を設計・構築、さらに無線技術を効果的に活用することにより、完全自動栽培を可能にしました。

また、さらなるIoTネットワークの実現を目指し、現在※徳島県で「LPガス自動検針および地域密着型IoTサービス」の普及に向けた実証実験を開始しています。
※2017年9月20日～2018年3月

ガス事業において、検針・保安・配送など『人手』で行っているサービスから、IoTを駆使したサービスへの切替を目指します。まず、IoT機器向けの低消費電力で長距離通信を実現するLPWAの一つである「LoRaWAN」ネットワークを構築し、自動検針と販売実績が把握できる仕組みづくりを実現します。

通常、ネットワークはスピードが重視されますが、「LoRaWAN」のネットワーク速度はあまり速くありません。しかし低消費電力で長距離データ通信が可能です。ガス検針など「即対応」を求められないものであれば、維持費を抑えた広範囲な通信が実現し、IoT向けに利用しやすいネットワークとなります。さらに「LoRaWAN」は自前で基地局設置ができることも大きな特徴です。大掛かりな工事を不要とすることで、導入ハードルを下げることができます。

地域にこのネットワークが張り巡らされることで、地域の課題を解決するIoT導入や、地域コミュニティを活かした新サービスへの活用が可能となります。

同社は、システム開発から始まり、IoTソリューションへの挑戦、さらにはビッグデータやAI活用による新たなサービス展開も目指しています。

徳島で強い基盤を持つ同社だからこそ、新たな技術への挑戦が可能です。