だんだんと春を感じられる日が多くなってきましたね。
この時期に旬を迎えるのが、「いちご」。最近では全国各地でさまざまないちごを楽しむことができますが、徳島にも有名ないちごがあるのをご存知ですか?
それは、徳島県唯一の村である佐那河内村(さなごうちそん)で作られている、「さくらももいちご」。とても大きく、1粒500円~1,000円もする高級いちごとして知られています。生産数が少ないため、徳島県内でもめったにお目にかかれないと言われるほど、希少なのだそうです。
また、いちごにはビタミンCが豊富に含まれているため、疲労回復にもいいそうですよ。当記事では実際に徳島県のいちご狩り農家さんにお邪魔していちご狩りを行った様子や、転職活動に励んでいる方や日々のお仕事をがんばっている方がほっと一息つける、徳島県内のいちご狩りスポットをご紹介します。
「ゆうファーム」さんは、徳島県鳴門市大麻町にあり、「鳴門市ドイツ館」の道路を挟んだ向かい側にあります。カーナビで「鳴門市ドイツ館」と検索して向かいました。大きな看板が設置されているので、道に迷わず分かりやすかったです。
農園のすぐ隣に駐車場があるので便利ですね。トイレや飲み物が欲しい場合は、同じく道路を挟んだ向かいにある「道の駅第九の里」を利用します。
駐車場に到着すると、受付のかたが車まで迎えてくださいました。ビニールハウス内に入ると一面いちご畑でテンションが上がります。
まず受付のかたからいちご狩りの説明があり、各自カップを受け取ります。テーブルがあるので、荷物は置けますが、ロッカーなどはないので貴重品は自分で離さず管理が必要です。いちごを採ってもいいレーンや、品種の紹介、いちごを洗わずに食べることができること、おいしいいちごの見分けかたも教えていただきました。いちごを洗うかたは手洗い場もあり洗って食べることもできます。それでは荷物を置いて、一時間のいちご狩りをスタートです♪
「高設栽培」で太陽の光をたっぷり浴びて、真っ赤に熟したいちごが沢山生っています。美味しいいちごの選びかたは、つやつやと赤い色が濃いもの、へたの緑が濃いものが新鮮なのだそうです。中指と人差し指で茎をはさんでそっと茎を曲げて引くと、茎が折れて簡単に収穫することができます。
たくさん収穫できました。こちらの農園では、練乳やミルクなどのトッピングの持ち込みは自由なので、色んなバリエーションを楽しんでくださいね。私は、練乳、スポンジ生地、生クリーム、チョコクリームを持ち込んでやる気満々でした。サービスで、フライドポテトもいただいたので、飽きずにたくさん食べることができました。
紅ほっぺ、さちのかをカップいっぱい溢れるほど収穫して、いざテーブルへ。「パクッ」・・・口いっぱいに瑞々しい甘さと、ジューシーさが広がります。甘くて頬が落ちそうです。1時間のあいだは何回でも収穫することができるので、集中していただきました。そしていちご狩りの結果は・・・
なんと成人2人で70個食べました。今回のいちご狩りの料金は2200円でしたが、市販のいちごと比べてもお買い得でとても新鮮、さらにいちご狩りというアクティビティを楽しむことができ、すごくお得に感じますね。お腹いっぱいで大満足でした。
こちらの農園では、お土産のいちごは日によって売っている日と売っていない日があるそうです。
お向かいの「道の駅 第九の里」にもいちごが販売されているためそちらを購入しました。大きなさちのかが1パック650円、紅ほっぺが680円、小さめの紅ほっぺが200円で販売されていました。徳島県の名産品の販売や、お隣のドイツ館にちなんだドイツソーセージを使ったお食事もありますので、良かったら覗いてみてくださいね。美味しい徳島県鳴門市のいちごを、ぜひ楽しんでください。それでは、徳島県のいちご狩りスポットをいくつかご紹介します。
●フルーツガーデンゆう/ゆうファーム
ほっぺが落ちるほどコクのある味わいが特徴の「紅ほっぺ」や、「とちおとめ」を満喫できます。体に有害な肥料は一切使用せず、こだわりのオリジナル肥料と、高設栽培で太陽光をたっぷり浴びた美味しいいちごを楽しむことができます。
【場所】フルーツガーデンゆう/徳島県鳴門市大麻町姫田字先達26-1
ゆうファーム/鳴門市大麻町桧字東山田61-1
【電話】フルーツガーデンゆう/080-6375-3317
ゆうファーム/080-6280-2020
【URL】https://www.ichigogari-yuu.jp/
●いせや農場
2段式の高設栽培を行っており、小さなお子様や車椅子の方も楽しめます。
大粒の紅ほっぺや、あきひめ、さひのか、やよいひめ、かおりの、さがほのか。よつぼし、とちおとめと豊富な種類のいちごを栽培しています。イチゴハウスのとなりに産直市場もあり、いちごと一緒に旬の野菜や鮮魚・精肉も楽しむことができます。
【場所】徳島県鳴門市大麻町東馬詰字弐番越8-1
【電話】088-602-7415
【URL】http://iseya-farm.com/
●フルーツガーデン山形
天然海藻エキスや鳴門の海で獲れたカキの殻などを、独自配合でブレンドしたオリジナル肥料で育った、甘味と酸味と旨味のバランスが絶妙なオリジナルブランドの「うずしおベリー」を味わうことができます。体に有害な肥料を一切使用していないため、洗わずそのまま食べることができるそうです。また、車いす専用レーンや小さなお子さまもベビーカーに乗せたままいちご狩りを楽しむことができるので、幅広い世代でいちご狩りを楽しめそうですね。摘み取ったいちごはスタッフさんに頼むと、デザートに加工してもらうこともできるそうですよ。
【場所】徳島県鳴門市大津町大代645-1
【電話】088-685-4721
【URL】http://fg-yamagata.jp/
●TODAベリーファーム
東京・大手ゼネコンの地方創生事業の一環として、閉校になった北灘西小学校のグランウンドにビニールハウスを設置し、校舎内の改修を行いました。校舎内には気軽に立ち寄れるミニカフェや、鳴門の歴史や文化を見られる郷土資料館も併設しています。また、1グループ1レーン貸し切り制のため、周りを気にせずいちご狩りを楽しむこともできます。美味しい「うずしおベリー」の収穫が終わったら、併設のミニカフェで加工してもらってくださいね。
【場所】徳島県鳴門市北灘町折野字屋敷64-3 (旧北灘西小学校)
【電話】088-679-6113
【URL】https://toda-bf.com/
●佐々木農園
昔ながらの土耕栽培で、土から豊富な栄養分を吸収したイチゴはしっかりした濃い味わいが特徴。実がついてからはできるだけ薬剤不使用、農薬・化学肥料を使わないこだわりのイチゴです。品種は紅ほっぺ、とちおとめです。(日によって違います。)
【場所】徳島県鳴門市大麻町牛屋島字中北16-2
【電話】080-3922-4502
【URL】https://sasaki-farm.jimdofree.com/
●大住いちご園
松茂町唯一のいちご狩りスポット。高設システム栽培、こだわりの有機肥料で育てられた「おいCベリー・紅ほっぺ・さちのか・かんなひめ・あまおとめ・あまえくぼ・清香・恋みのり・恋のしずく」の中から日替わりでいちごを食べ比べることができます。
【場所】徳島県板野郡松茂町広島字北川向四ノ越4番地
【電話】088-699-2419
【URL】http://oosumi15.com/
●ミノミファーム
研究を重ねこだわり抜いて育てている「さちのか」。できる限り農薬を使わず、安心・安全・おいしいいちごづくりをされています。甘みと酸味のバランスがとれた、味が濃く甘いいちごを食べることができます。
【場所】徳島県板野郡上板町神宅台山70
【電話】:090-7756-0414 / 088-694-3860
【URL】http://minomi-farm.com/
●観光農園サニーズファーム
阿南を広めたいという思いで、農業承継をきっかけにイチゴ栽培をはじめたそうです。農薬を極限まで使わない安心安全な有機農業での栽培を行い、育てたいちごをジャムやシロップなどの加工品としても販売しています。西日本初の品種、ロイヤルクイーンが食べられるのはこちらの農園さんだけだそうです。
【場所】徳島県阿南市七見町東居内244番地
【電話】: 0884-23-3520/090-9458-1325)
【URL】https://sunnys-farm.com/
●農家民宿 いちごはうす
いちごはうすは、「一年中いちごが収穫できる」ことを初めて達成した農家として、nippon-1.netで日本一に認定され表彰された農家さんであり、その通り一年中いちごの収穫と手入れの体験をすることができます。いちご狩りだけでなく、農家体験もできますよ。さらに民宿も営んでいるため、宿泊も可能です。いちご狩りのあとには、いちご大福作りも可能です。(いちご狩り料金に含まれています。)品種はこいみのりという、酸味が少なく、とても甘いいちごを食べることができます。ほかにも季節の体験例として、たけのこ堀りや、野菜の植え付け、収穫体験、うどん、そば打ち体験など貴重な体験ができるそうです。
【場所】徳島県三好郡東みよし町西庄字中名144
【電話】0883-82-4154
【URL】http://www.ichigo-nishiawa.com/index.html
いかがでしたか?転職活動の合間にいちご狩りでリフレッシュするのもいいかもしれませんね。