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半農半Xというライフスタイルで、鳴門市で自分らしく暮らす!

2022.12.16

徳島県鳴門市が新たな移住交流に関する専用ウェブサイトを開設し、情報発信を強化しているそうです。

鳴門市といえば、鳴門の渦潮。鳴門海峡の潮流はイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡とならんで世界三大潮流のひとつとして有名です。鳴門の渦潮とは、潮の満ち引きと鳴門海峡の地形により発生する、速い潮流と遅い潮流がぶつかることにより発生する自然現象です。

海に囲まれた地域ですが内海の穏やかな地域で、養殖業が盛んです。また、豊富な海産物や農産物が多く、鯛やわかめ、れんこん、さつまいも、梨など美味しい食べ物がいっぱいの地域です。
さらに、四国に位置ながら淡路島までは30分、神戸は1時間、大阪は2時間、東京には1時間半もあれば到着するという、利便性のよさも売りです。

都会にほどよく近く、ほどよく田舎。
地域で好きなことをしながらのびのび暮らす、半農半Xいう暮らし方。ぜひ参考になさってください。

鳴門移住支援の専門サイトがオープン!

Uターンだけではなく、I.Jターン者も第3のふるさととして暖かく受け入れるという意味をサイト名に込め「NARUTO.3RD」(ナルトサード) https://naruto-3rd.com/
という名称にしたそうです。

そして鳴門市では移住促進PRとして、「半農半X」という暮らし方を提言していますが、あまり聞き慣れない言葉ですよね。解説していきたいと思います。

半農半Xとはどういう意味?

「半農半X」とは、小さな農ある暮らしを大事にしながら、大好きなことや得意なこと(エックス=天職)で世に貢献すること、半分農業、半分やりたいこと、やりがいを追及する生き方だそうです。

ほかにも兼業農家という働き方がありますが、農業以外の収入の柱を作ることを意味しますが、対して半農半Xはライフスタイルとして、農業によって人間らしい生活を送るというニュアンスです。
この概念については、1994年ごろに塩見直紀氏が提唱したものであり、コロナ禍やリモートワークの普及による生活様式の変化で脚光を浴びています。

また徳島では、サイファー・テック株式会社吉田基晴氏が「半X半IT」を掲げ、2012年に生まれ故郷である徳島県海部郡美波町にサテライトオフィスを開設し、翌年本社を東京から徳島県美波町へ移転しました。人口が減り続ける過疎地域でもある美波町に本社を移転したことで注目を浴び、生活の半分を仕事(IT)、残り半分を自分の趣味や家族といった自分のため(X)に使うというワークスタイルはユニークな取り組みとして、多くのメディアに取り上げられ、本社移転にまつわるエピソードは映画化までされました。

弊社別サイトにも、サイファー・テック株式会社のインタビュー記事を掲載していますので、よかったらご覧ください。

映画:波乗りオフィスにようこそ

(明石知幸氏が監督・脚本。1958年まれ、徳島県出身。)

半農半Xから本格的に農業へ挑戦することも

まずは「小さな農業で食べる分だけの食を得て、ほんとうに必要なものだけを満たす小さな暮らしをし、好きなことややりたいことをして積極的に社会と関わっていくこと」から始まり、自身のライフスタイルに合わせていくことが半農半Xです。半農半Xを通して、農業の楽しさを知って、専業農家になる人もたくさんいらっしゃるそうです。

その他、地元の収穫体験プログラムへの参加や、野菜の収穫の季節になると農業アルバイトの募集が増えるため、農業を身近に感じることも可能です。サイト内でも農家と画家、農家とエンジニア、漁業など移住者のかたの実際のお話も掲載されているので、ぜひ参考にしてくださいね。
鳴門市移住促進パンフレット「半農半Xのススメ【PDF】

鳴門市で、農地を取得し、広い面積で農業を行いたい場合は、鳴門市農業委員会に相談をいただくと良いようです。

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